2012年8月28日火曜日

聖地を俗世視点で誉め讃えます

只今、ヘルシンキ→成田の飛行機上、
本日4度目の食事を終えたところです。
起きてから約12時間…何も動いてないのに、
機内食ってヤツはどうしてほどほどに胃に収まるんでしょうかね。不思議。

さて、改めてサンティアゴ・デ・コンポステーラの話。

サンティアゴ・デ・コンポステーラは大きい街ではないので、
一時間もあれば北から南まで主要な観光地を歩くことが出来るかと思います。
そんな小さな街のどこが魅力的だったかというと、
バルセロナとはまったく違う、田舎街の雰囲気。



入り組んだ細い坂道の脇に小さなお店が軒を連ねて、
広場や教会の近くではバグパイプやギターや見たことのない楽器の音が常にある。
飲食街の近くには、野菜・肉・海産物からなぜか下着まで売っている市場。
教会を中心にした中心部から少し歩いたところにはなだらかな丘に散歩道があって、
夕方にその丘から見えるのは、オレンジに染まる教会と街。

(…オレンジに染まった写真はないんですけど…充電器を忘れた私のバカ…)

観光地ではあるので、のどかというよりは結構繁盛してる感じで
巡礼者の証のホタテ貝グッズとか、巡礼者キティなんかのパチモンとか、
笑っちゃうぐらい巡礼地まるだしのお土産を並べてる店も多い、
雑多なところもあるんですけど、
なんていうんだろう…妙に好きな雰囲気がある。

これでアナタも巡礼者、ホタテと瓢箪付の杖!

勝手な表現をすれば、ジブリっぽいなとも。
『天空の城ラピュタ』の、パズーの親方とゾーラの息子が殴り合いをする坂道や、
『ハウルの動く城』の、ハウルとソフィーが飛んでいる街並みと、
なんとなーく受ける印象が近い。
だから好きなのかも、とも思ったり…
(景色は全然違うけど・・・)

日陰のギター弾きと、日向のへばる犬。

あと、昼も夜も食べ物が美味しかったのも好印象の一因ですかね!(笑)

昼は、ネットで検索した「地元の人にきいたら10人中7人が挙げた店」、
O・Dezaseis でランチ。
酒、前菜、肉か魚(プレートで炭水化物付き)、デザート、コーヒーで12ユーロ!安い!
(ちなみに今回の旅の間のレートは1ユーロ=約101~102円。
 頭の中では100円換算で動きました。)

時計に注目。アホな私はリューズが壊れた時計をしていったので、これは日本時間です(笑)

前菜。
普通のトマト&モッツァレラなのにモッツァレラがしっとりして
これが本物なら日本のモッツァレラは詐欺だろ!っていうぐらい美味い!!



メイン。
初めてまともに食べたウサギもまあまあながら
添えてあるリゾットがダシを吸ったのかありえないぐらい美味い!!



デザート。
サンティアゴ名物のアーモンドケーキも手作りだそうで
見た目より重くなくてホロッとして美味い!!



最高!!サンティアゴ・デ・コンポステーラ!!!
胃袋鷲掴み。

このランチのお店、
たらふく食べて満足してる私たちに店員(イケメン)が
「試してみ?」と薬草のリキュールらしきものをサービスしてくれました。



1日目のバルでも、友人をナンパしていたイケメンが
「これは飲んだ後の胃をキレイにしてくれるんだよ」と飲んでいたこの飲み物…
養命酒みたいなもんなんでしょうか?

まあ味は…喉と舌が焼けるような…
でも好意を無碍に出来ないので飲みました、いい記念です。

すでに大興奮。
夜のバルについては、次の記事で。

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